死後事務とは,死後の事務(病院,役所,葬儀・埋葬,遺品整理,各種契約の解除・清算,等の手続き,その他関係先への死亡の通知等)を,当事務所が,故人や遺族に代わって行うものです。

 死後事務の委任契約に先立ち,任意後見契約,見守り・身元引受契約,医療機関等駆け付け契約,遺言書作成,贈与契約等,依頼者の終活を徹底的に支援します。依頼者の実情に適合する終活計画を,行政書士,ファイナンシャルプランナー,終活ライフケアプランナー等が依頼者と一緒に考えます。

 当事務所が,医療機関や介護施設等に関して,依頼者の身元引受人を代行します。また,入院・入所等の説明に関して,当該機関へ同行することも可能です。

 入院・入所中には,各種代行,見守り,駆け付け,カウンセリング,出張書類作成等,依頼者を多角的に支援します。

 悲しいことですが,いずれお別れの日が訪れます。我々にとっても,長らく支援してきた依頼者は家族同然です。

 依頼者が遺した意思に従い,死後の事務を執り行います。

 故人に死後の感想を聴くことはできませんので,定かではありませんが,当事務所職員が喪主となって執り行った葬儀は,依頼者の最後の意思表示のとおりとなっているとの自負があります。

 できる限り明るく盛大な葬儀で,生前に作詞作曲した楽曲を演奏する音楽葬で,誰にも知らせず静謐な密葬で,遺骨となったら思い出の地を巡りたい,遺体は見られたくないから速やかに火葬して海洋散骨で,寺との関わりを断ち切りたいから墓じまいの後に樹木葬で……。今までの依頼において,葬儀に関して様々な希望がありました。

 お寺や葬儀社では行い得ない,故人のための弔いを実現します。

 見守り契約,遺言,または死後事務委任等の長期(各5年以上)依頼者であって,海洋散骨を希望する場合は,当事務所からのお香典代わりに,無償で,当事務所の船舶にて散骨します。今までのお付き合いへの感謝の気持ちを込めて,依頼者の遺骨を粉骨のうえ散骨します。

 粉骨・散骨に関してのみの相談も受け付けておりますので,お気軽にご相談ください。