東京都に4回目の緊急事態宣言|0か100かの思考について考察してみる
みなさん,こんにちは。
テレワークを本格的に徹底している行政書士隅田川法務事務所です。

2021年テレワーク・デイズ 実施団体詳細ページ(行政書士隅田川法務事務所)|テレワーク・デイズ (teleworkdays.go.jp)
テレワーク,楽しいですね。毎日ウキウキです。
本当に楽しいのか。それは勿論,自由な生活に勝るものはないでしょう。外でご飯も食べたいですし,マスクを外して歩きたいです。しかし,逆境こそ楽しまないでどうするのですか。コロナ禍が終息すれば,もう二度とこのような事態はないでしょう。……多分ないでしょう。あって欲しくないです。
それであれば,心と身体の健康を保つべきです。
東京都に4回目の緊急事態宣言 五輪期間すべてが宣言の時期に | 新型コロナウイルス | NHKニュース
「また緊急事態宣言かよ」
「ストレスが限界」
「旅行に行きたい,遊びに行きたい」
考えるだけ無駄です。その考えがストレスになります。もういっそのこと,「こういう社会になったんだ」と自分を欺してしまいましょう。するとどうでしょう。終息したときには自由この上ない社会でしょう。
我々が関わる依頼者には今日明日にでも死ぬ人々があります。
そうでもないような若い連中は,我々も含めて,明日死ぬわけでもあるまいし,黙って大人しくしていれば良いのです。法律の言葉では,何かをしろ,と求めることを「作為義務」といいます。何かをするな,と求めることは「不作為義務」といいます。厳密にいえば緊急事態宣言は義務を課すものではありませんが,作為義務を求められるよりも,不作為義務を求められる方が断然楽です。わかりますよね? 変なことをしなければ良いだけです。
「東京都には人がいっぱいいるんだから1,000人くらい感染者がいたって……」という方。東京都の人口をご存じですか。はい,毎度おなじみ東京都のウェブサイト。本当に何でも書いてあります。東京のウィキペディアですね。
「東京都の人口(推計)」の概要-令和2年6月1日現在|東京都 (tokyo.lg.jp)
政府,都,諮問機関等の言葉って固いんです。行政の固い言葉を柔らかくして国民にお伝えするのも行政書士の仕事の一環ですから,柔らかくしましょう。
東京都民は,約14,000,000人です。何人で割りますか? 1,000人で割ると考えるのは間違いですよね。しばらく感染させることができます。計算しやすく14日間にしましょう。14,000人の感染者となります。暗数を考慮せずに,1,000人に1人は感染者です。繁華街に500人/時間が出入りしていれば,2時間も滞在していれば1人の感染者に出会します。電車の場合,一両あたりの定員が150人ですから10両編成の場合1,500人ですから,3日間乗っていれば2人の感染者に出会します。全社員が500名の会社であれば,2社のうち1社は1人の感染者に出会します。スーパーマーケットで従業員と客とが100人収容されていれば2日に1回買い物に行っていれば月に2人の感染者に出会します。
上記は単純計算です。夜の街や飲食店のように危険なところであればリスクは高まるでしょうし,学校や会社のように感染対策が徹底されていればリスクは低まるでしょう。
こんな小難しいこと考えながらでは,怯えながらでは,まともに生活できません。どうすれば良いのか,答えは簡単です。ステイホームに限ります。
本当はもっと他に書くことがあるのですが,コロナ関連ばかりとなってしまいます。それは,当事務所が命を扱う事務所だからです。医療機関のように物理的に扱うわけではありません。依頼したことがある人はわかるでしょうが,当事務所の遺言書や終活等の業務は,生物としての命ではなく,人間としての命を扱うのです。
そこで我々は0か100かで物事を考えなくてはいけません。当事務所から感染者が1人でも出れば,入院している依頼者や終末医療を受けている依頼者は心配で気が気でないでしょう。
平時から「0か100か」という話をします。
何十万円という報酬を頂きながら,我々が扱う書類は依頼者に提出するとき,たった一枚の紙かもしれません。そのたった1枚の紙に「許可」と書かれていることが大事なのです。行政に提出する書類が何百枚だろうと,参考文献等が何十冊だろうと,依頼者にとってはその一枚の紙がすべてです。一般的に「0か100か」で物事を考えることは良くないこととされますが,「一般的に」です。このブログは,職員らも読んでいるでしょうから,よく理解してください。「努力はして当たり前,結果が伴わない努力は無駄」ということです。そして,コロナ禍という未曾有の事態に臨む依頼者らの参考となれば幸いです。こういうときには役に立つ考え方です。……普段からそんな極端な考え方してはいけませんよ! 我々も命に関わらないことは結構いい加減です。勤務時間外では,漫画も読みますし,音楽も聴きます。テレビゲームをやる人もいればお菓子ばっかり食べている人もいます。さらに酷いのに至っては煙草を吸う人やバイクに乗ったりする人までいます。割とゆるっとしているのです。業務に関して「0か100か」で本気になれれば何でも良いのです。
ちなみに当事務所で絶対禁止なのは「酒」・「賭博」・「風俗」です。いわゆる飲む打つ買うです。酒は緩やかな自殺,賭博はドブに金を捨てるようなものです。風俗は……風営法の許認可を専門としている先生もいらっしゃるでしょうから書くのは止めておきましょう。とんでもないことを書いてしまいそうですから(笑)。酒も一年に1,2回なら良いと思いますよ。毎週末飲んだり,毎日飲んだりすれば「人間失格」のようになってしまいますが……。連日報道で飲み屋に行けなくて云々という街の声がありますが,酒を飲まなくてはいけないほどに悲しいことがあるのか疑問です。辛いことがあっても本当に酒と麻薬だけはやめましょう。
アルコール・薬物・ギャンブル等の依存症 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)
東京都のウェブサイトを貼付しますので参考にしてください。

「そんなに酒を目の敵にして飲食店の営業許可申請や顧問業務の依頼に支障ないの?」と同業者に訊ねられましたが,うちの依頼者に,身体を壊すまで酒を飲ませて「水商売は儲かりまんなぁ~。うっしっし」みたいな飲み屋の依頼者はおらず,どちらかというと「そんなに酒飲むと料理の味がわからなくなるから止めてくれねえかな」という江戸っ子職人気質の料理店の依頼者しかおりませんのでご心配なく。
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